ルールを操る

戦略論では何をすれば勝てるかということを「ゲームのルール」という言葉を使い、表現することがあります。



そのルールを自分の都合がいいように最初に作ったり、作り変えることが効率よく勝つことに繋がります。

例として腕時計のビジネスにおいて1980年頃までは「時間の正確さ」とコストパフォーマンス高く実現する技術こそがゲームのルールでした。
しかし近年は「ファッション性」「気分に合わせて付け替える」といったニーズがルールに持ち込まれました。
時間の正確さは重要であるがお洒落であること、低価格にしてたくさん買えることが重要になってしまったのです。

ゲームのルール変更は日本は苦手と言われているそうです。
F1のルール変更に苦しんだホンダ、柔道のルール変更に悩まされている日本柔道界などいかにルールを自分たちの有利に作るかということは日本企業の課題だと言われています。


コメント