適切な問題設定

問題解決のプロセスの第一歩は、問題を正しく設定することだと言います。

上記の表現は表面的な意味でも、適切に問題を設定する事の難しさもあります。

例として学んだのは、営業部に所属する若手社員のパフォーマンスが悪く、いつも冴えない顔をしている時、何が問題なのか。
安易に考えれば若手社員のパフォーマンスを然るべきレベルまで引き上げる事が解決すべき問題のように思いますが、本当は問題が解決された後のあるべき姿を的確に描く事なのです。

別の例のあるべき姿として
•能力を発揮しながら、得意な業務で溌剌と仕事をしている
•営業数字をしっかり残している
といった事が挙げられます。

しかし問題というものは立場、関係する人間は増えると複雑になったりします。
全ての人が納得する問題の設定はないといえるかもしれません。

だからこそ一人一人の専門性を見極め、得意な能力を発揮できる環境を作ることが大切だと学びました。