仮説と検証

問題解決を進める際に、改善すべきポイントがありそうな所に当たりをつけそれについて検討していくというやり方が、遅いようで早く問題解決に結びつきます。

この当たりを付けるという行為が仮説を立てるということで別のいい方をすれば仮の答えです。
仮の答えを想定した上で、その答えが妥当なのかを検証しながら前に進めるというのが仮説検証になります。

もしリサーチや実験などによる検証の結果、仮説が裏付けられればその仮説をベースに問題を深堀りしたり、あるいは肉付けすることで具体的な仮説を立てます。

逆に検証の結果、仮説が否定されたらその仮説を捨てるか、修正、再度検証します。

この手法を軸に企業を成長させてきたのがセブンイレブン・ジャパンと言われています。
セブンイレブンは仮説検証を組織の基本スキルとしてライバル企業を圧倒する収益性と成長性を実現しました。

実際「このようなニーズがあり、この商品が売れるのではないか」という仮説を実際のPOSデータを用いて検証リサーチする力がベースの実績としてあるからこその結果だと思いました。