大事なのは何をするかではなく、何をしないか

戦略というと、何をするかという成長戦略を思い浮かべるかと思います。
これは「何をするか」という議論になります。



しかしそれ以上に大事な事は「ここから先のことはしない」ことを明確に決めることだと言います。
なぜなら人、もの、金、情報、コミュニティといった経営資源には限りがあるからです。

つまり「その気になれば出来る」ことと「現実にその事業で勝てる」という事は別だからです。
一部のノウハウを転用出来ても本格的に新しく始めるとなると新しい人材、経営資源の融通などの問題が出てきます。

日本企業は上記の問題において事業再編は中途半端であり、本来やるべきでない事業を抱え過ぎであるという研究もあるそうです。
なので「選択と集中」という言葉があるように「何をしないかを明確に決める」という事が求められています。

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