時代の変化に適応する

企業はどれだけ規模が大きく、一時的な競争優位性を築いたとしても環境の変化に適応出来なければ滅んでしまいます。

米国のビデオ・DVDレンタルチェーンとして最大規模を誇ったブロックバスターという企業はオンラインDVDレンタル、ストリーミング配信にビジネスモデルを進化させたネットフリックスのような企業の登場に伴い店舗網が無力化し、破産してしまいました。

つまり今は圧倒的なポジションを占めていても環境に適応出来なければ、市場での存在感を失ってしまいます。

こうした中、変化こそが常態であり常に環境変化に合わせて変化するということを愚直に実行出来る企業が生き残っていきます。

実行している企業としてゼネラル・エレクトリック社があります。
同社は元々M&Aで大きくなった企業ですが近年プラスチック部門、放送部門、金融部門、といった主要事業を次々に売却しポートフォリオをインフラ事業に変化させました。
同時にITを戦略の核に据え、従業員のスキル、行動規範も徹底的に変えることに挑戦しています。

大企業でありながら大胆な取り組みを行っているからこそ成長を続けている一つの例と言えます。