シンプルが傑作

モノが飽和している昨今、企業は細かな差別化を多く打ち出すことで競合に差をつけます。しかしちょっとした差別化を複数組み合わせたところでなかなか伝わらず、ラットレースが続く結果企業の体力を削いでしまいます。



わずかな差別化の足し算ではなく、本質的に異なる価値提供や新しさに絞り込む方が、顧客に対するインパクトも強くなり結果製品の形態がシンプルになり、使いやすくなったり製造コストが下がるというメリットも生じます。

例としてgoogleのホームページがあります。
googleのホームページはこれ以上ないシンプルなもので、ユーザーは見た瞬間にその使い方がわかり情報を更新する必要もありません。検索という顧客のニーズを見据えた上で徹底的に余剰を排除した点が成功の要因と言えます。

googleのホームページは見栄えこそシンプルですがその裏側の検索のロジックは極めて手が込んでいます。
ポイントはそれを顧客に見せず彼らにシンプルであると認知してもらったと言えます。

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