ブルーオーシャン

市場の魅力度の要素として、市場規模が大きかったり、高い成長率が見込まれたりすることは非常に重要です。
しかし、そこはすぐに皆が殺到しレッドオーシャンになってしまいます。

そうなるとその市場は「儲けにくい市場」になってしまいます。
特にライバルとの差別化が難しい場合は、価格や物量でしか差別化が出来なくなってしまいます。
しかし多くの企業は「成長率の高い市場」に弱く、参入障壁が低く自社の経営資源を活用出来ると参入しがちになります。

そうした時有効になるのが「市場の魅力度×競争優位構築の可能性」マトリクスを確認することです。

これは新規事業の機会を評価する際に市場の魅力度だけでなく、中長期で勝てる見込を検討する事が重要になります。

ちなみに逆の考え方としてブルーオーシャン戦略というものがあり、これは競争のない市場を発見し切り開くことを目的としており、差別化の軸を作り新しい組み合わせを考案する事で独自性を打ち出し、低コストを追求することが成功の近道とされているようです。